home / ブログ / 2024年聴いてよかったポッドキャストあるいは音楽
今年は意図的に、移動中に音楽(人の声や歌詞があるもの)を聞かないようにしていました。
理由は、音楽を聞いていると自分の思考が持っていかれやすく、言語化力を高められないと思ったからです。
言語化力を高めるには、『考えたことがあること』を増やすことが大切だとどこかのブログで読んだので、それを実践していました。
実践にあたって、音楽は自分にとって邪魔な存在になってしまっていました。
ただ、家事などの細切れの時間は思考を巡らせられず、音楽を聞かないと耳がさみしいです。
そのため、室内にいる時の何らかの作業時間は音楽を聴く、移動中は何も聞かないという自分ルールを作りました。
そんな中で、今年よく聞いたなぁという音声コンテンツをまとめました。
数年後、この記事を読んで「これ聞いてた時期もあったなぁ」と振り返れるようにすることが本記事の目的です。
https://open.spotify.com/show/4PhA1zRUA72OHGPtyImz3Q
2024年はずっとフリーアジェンダを聞いていました。
風呂、家事、トレーニングなどあらゆる隙間時間で聞いていたと思います。
基本的にはお二人の雑談スタイルのラジオですが、節々から感じられる哲学や考え方は勉強になるものばかりです。
真剣な話が続いたかと思ったら、ウィットに富んだおふざけが繰り広げられるので、聞いていて一切飽きません。
最近の回の中で特に好きなのは、「#339_赤ちゃんって死ぬほど可愛いよな」です。
お二人のこどもへの愛が伝わってきてほっこりします。
フリーアジェンダから派生して、お二人が個人でやっているポッドキャストも全て拝聴しました。
https://open.spotify.com/show/2xaM3k4m8tvMo65i4vl0TQ
特に好きな回は「#257 愛は技術である byエーリッヒ・フロム」です。
これを聞いた日に本屋に行って、愛するということを購入しました。
https://stand.fm/episodes/5f76a10e8ef87b786146e38b
特に好きなのは「#45 コンテンツからパーソンへ、結果価値からプロセス価値へ」です。
まずはコンテンツからということを強く意識しています。
https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn
平日版と日曜版で少し趣向が変わっています。
僕は日曜版しか聴いていませんでしたが、日曜版はその週にあったニュースをまとめて、そのニュースの見方を丁寧にフラットな目線で解説してくれます。
ニュースの事実だけ知っていても、それをどう解釈すればいいのかわからないことが多かったですが、このポッドキャストはそれを解決してくれました。
テレビが家にないため、世界のトレンドを追いきれないところがあり、その点からもこのポッドキャストは非常に助かっています。
https://www.youtube.com/@nichiten954
喋るのが上手くなるためにはどうすればいいかを考えたところ、喋るのが上手い人の真似をすればいいんだと思ったことがきっかけで聞き始めました。
僕にとって喋るのが上手い人の第一想起が安住アナウンサーだったのです。
ただ、聞き始めると当初の目的は忘れて、ラジオの面白さに引き込まれました。
文章力が高すぎるリスナーさん達からのハガキ、それを面白く読み上げる安住アナウンサー、ふかふかのベッドのように包み込んでくれる中澤さんの声、個性的なゲスト、どれをとっても現在の自分にとって最高のラジオです。
毎週日曜日にYouTubeが更新されるのがとっても楽しみ。
母にもおすすめして以来ずっと聴いているそうで、共通の話題が増えて嬉しい限りです。
“西日がジーンと滲んだ時刻
響いたキンコン 石焼き芋
幸せはタダでちびっちゃいもん
娘と公園でBB弾拾う”
フリーアジェンダ、ゼロトピックで矢本さんがZORNが好きと言っていたのをきっかけに聞き始めました。
色々な楽曲を聴く中で、韻がとても気持ち良いのはもちろんですが、日常、家族、仲間を愛する一本筋が通った姿勢に人としてリスペクトするようになりました。
自分の生きる姿勢が歪みそうになった時は、ZORNを聴くようにしています。
毎朝、まだ誰も事務所に出勤しない時間に聞いていました。
STUTSは『大豆田とわ子と三人の元夫』で劇中曲やエンディングテーマのビートを聞いて知りまして、それ以降、何か作業をするときは大抵STUTSを聴くようにしています。
どのビートも好きですが、特にこのユニクロとコラボしたものがお気に入りです
“今眩しい光の中でどんな痛みさえ輝きに変えながら命を燃やすの”
今年4月に横浜アリーナで行われたバンド史上初のアリーナライブに、運よく当選し行ってきました。
「光るとき」あたりから羊文学を知ってずっと聴き続けているのですが、ライブは初参戦です。
ライブの中盤のMCでボーカルの塩塚モエカさんが「高校生の時から10年くらい続けてるバンドで、最初は下北沢の小さいライブハウスでやってきたんだけど、そこから横浜アリーナでライブできるようになって、自分の人生じゃないみたいです。」と泣きながら話していて、こっちまで泣きそうになってしまったのを覚えています。
色々な辛い経験や大変な葛藤をしてきたんだろうなぁと思いを巡らせました。
厨二感があって、自己啓発っぽくなってしまいますが、命を燃やしていきたいです。
”誰が如何言おうと You are my special”
今年の1月、バンテリンドームで行われたライブに本当に運よく当選し行ってまいりました。
「音楽でぶっ飛ぶ」ってこういうことを言うんだなと実感したライブでした。
ライブについて多くは語りませんが、死ぬまでこの体験は覚えているんだろうなぁと思います。
移動中に音楽を聞かないのは継続したいと思います。
かなり効果を実感しているためです。
改めて、考えたことがないことをアドリブで話せる才能が自分にはなく、事前準備を抜かりなくしないと人並みになれないんだなと思いました。
ただ、音声コンテンツは、何か他ごとをしながらでも気付きを与えてくれるので、引き続き聞いて行きたいと思います。
来年は、何か新しいポッドキャストなり、アーティストを見つけたいです。