home / post / 仕事 / Cookie規制によるWEB広告のコンバージョンへの影響について勉強したことメモ
WEBの運用型広告周りで何度も話題に上がるCookieの問題。
Cookieについて、これまで私はなんとなく雰囲気だけ掴んで理解した気でいました。
Cookieを解説した記事を読んでも専門用語が多かったり、そもそもイメージがしづらかったため、勉強するのを避けていたのです。
しかし、Cookieの影響でWEB広告経由のコンバージョン計測がうまくいかないことが直近あったため、一念発起して人に説明できるくらいまでは理解しようと思いました。
本やブログを読んで学んだ内容をメモ程度にまとめていきます。
※勉強し始めて2ヶ月ですので、私の理解が間違っている可能性もあります。
もしお気づきの点があればご遠慮なく指摘いただけると嬉しいです。
目次
Cookie=ファイルと捉えると、Cookieがかなり身近なものに感じました。
また、上記では「ブラウザに発行・保存される」と書きましたが、「ユーザーごとに発行・保存される」と言い換えてもいいかもしれません(厳密に理解したい場合は「ブラウザに発行・保存される」という理解で良いと思います)
上記「②広告媒体側が技術を用いて、ブラウザに独自のCookieを発行」で発行されるCookieがサードパーティーCookieと呼ばれます。
またこの仕組みは、フードコートの番号札に似ていると思いました。
お客様が注文した際に、番号札を渡して(Cookieの発行)、その番号札での注文(広告のクリック)と完成した料理(コンバージョンした情報)が一致していれば、その料理を渡す。
ちょっと違うかもしれませんが、イメージを掴む上では悪くない例ではないかと思います。
「サードパーティーCookieの廃止で、コンバージョンデータが取りにくくなる」
このことは以前から認識していましたが、なぜそうなるのかまでは理解できていませんでした。
サードパーティーCookieがどのように利用されているのかを理解することで、なぜコンバージョンが記録されなくなるのかが腹落ちしました。
→間違った意思決定につながる可能性が高まる
→広告の効果が下がる
コンバージョン計測は広告運用の大前提です(引用元:https://livefortoday.jp/google-ads-conversion-modeling/ )。
Cookieのオプトアウトによって、大前提が揺らいでしまうことから、各広告媒体は様々な対策をとっています。
詳細は割愛しますが、各広告媒体の対策は下記の通りです。
詳細を書くとかなり長くなってしまいますし、私自身理解しきれていない部分もありますので割愛します。
・拡張コンバージョン
・推定コンバージョン
・プライバシーサンドボックス
・コンバージョン測定補完機能タグ
・コンバージョン詳細マッチング
・詳細マッチング
・コンバージョンAPI
上記対策を実装するためには、個人情報保護関連の法律知識も必要になります。
どんどん計測ができなくなっていきます。
少しでもこの流れに抗うために、媒体の知識や法律知識をしっかりと身につけていく必要があると思いました。
そのうえで、支援の幅を広告やWEBだけでなく、包括的な支援に広げていき、成果指標を「〇〇経由のコンバージョン数」ではなく「事業全体のコンバージョン数」にしていくことで、お客様に介在価値を感じてもらいやすくなると考えました。
お読みいただきありがとうございました!とてもうれしいです。もしご意見、ご感想があれば、こちらからお問い合わせください。