有休消化中に稚内へ行きました。他にも色々なところへ旅行に行ったのですが、ダントツで稚内がよかったです。何がよかったのか、次に行くとしたらどんな旅程にするのか紹介します。
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一泊二日で稚内へ行きました。1日目は日本最北端の地である宗谷岬へ。周辺の公園も散策して過ごしました。二日目はノシャップ岬と稚内公園へ。観光センターみたいなところでクロスバイクをレンタルして稚内市内を走り回りました。夕方ごろ空港へ向かい帰宅の途につきました。

稚内のよかったところは多々ありますが、特に良かった点をまとめます。

私が稚内に行ったのは9月末。当時住んでいた東京では30度以上の真夏が続くタイミングで行きました。稚内の最高気温はなんと21度。稚内には高層ビルのような太陽を遮るものがないので、日差しは眩しかったですが、都市圏のような暑さとは無縁の地でした。気温が違いすぎて異国に来たんじゃないかと勘違いするほどです。
基本は半袖で過ごしましたが、暑いと感じることはなく、海を渡ってくる風がとても気持ち良いです。汗も一切かきませんでした。まさに適温そのもの。稚内は冬に行くには厳しいと思いますが、夏に行くならベストな気温の土地だと思います。
私は飛行機で稚内空港まで行ったのですが、空港を出た瞬間にあまりの気温の違いに別世界に来たような感覚を覚えました。
もうこれは見てもらう方が早いと思います。



何にも遮られずに視界一面に広がる空。白い雲。押し寄せる波。それに伴う波音。木々の力強い緑。稚内にいればずっと絶景です。特に空。都会とは空の青さが違いました。都会の空はどこかくすんでいるように思いました。稚内の空は不純物のない綺麗な青です。
また、ノシャップ岬で見た広大な海や稚内公園の頂上から見る景色は、感動すら覚えました。クロスバイクで走っている時もどこを見ても絶景です。終始感動していました。
(宗谷岬も良かったのですが、あいにくの雨で感動が薄かったです…)

とにかく食べ物がおいしかったです。ラムジンギスカン。生ウニ丼、鮭の刺身。ホッケの塩焼き全ておいしかったです。私が行ったお店と併せて食レポを記載します。

コンビニに売っている羊羹くらいの分厚さです。それでいて、柔らかく噛めば噛むほど旨味が溢れでました。また絶対食べたい一品です。

これまで食べてきたウニはウニではなかったのだとわかりました。あの味を一言で表すのは難しいですが、海のエネルギーを食らっている感覚です。ウニは特に鮮度がモノをいうはずなので、これと同じクオリティのものを都会で食べるのはちょっと難しいんじゃないかと思いました。

肉厚でフワフワでした。しんぱち食堂でホッケを食べることがあるのですが、やはりレベルはひとつ違いました。ただ、しんぱち食堂で食べるホッケと比較しても、埋まらない差は感じなかったのでしんぱち食堂はレベルが高いのでは?と思いました。

北海道といえばですね。お肉は柔らかく、野菜はシャキシャキです。安定的においしかった。
基本的には半袖半ズボン(もしくは長ズボン)でいいと思います。普段の夏の服装ですね。ただ、風が強かったり、雨が降ったりすると体が冷えやすいので、ナイロン素材の薄手のジャケットが一枚あると安心です。出番は少ないと思うので、軽くてカバンに入れて置けるものがベストですね。
一泊二日はやや物足りなく感じました。特に、スケジュール的に利尻島(稚内の観光名所。離島)にいけなかったのが心残りです。そこで、利尻島に行きつつ、今回の旅行の感動をもう一度味わうための旅程を考えました。やってみないとわかりませんが、スケジュール的にも現実的なものになっていると思います。
宗谷岬ではあまりやることがないので、記念撮影したり、周辺の公園の散策が終わったらすぐにバスに乗って稚内市内へ移動。晴れていて時間があればノシャップ岬で日没を見たいです。ノシャップ岬からの日没は超絶景らしいのですが今回見れなかったので次回はぜひ見たい。
利尻島行きのフェリーは1日に数本しかなく、早朝のフェリーを逃すと利尻島での散策時間がかなり短くなってしまいそうなので、早朝のフェリーで利尻島へ行きます。島は好きです。島の好きなところの一つに広告がないという点があります。広告による刺激がないので、純粋な自分の意思と向き合うことができる感覚があるのが好きです。
最終日は昼過ぎくらいまでしか時間がないので、稚内市内をぶらぶらします。樺太食堂(生ウニどん)やうろこ亭(鮭の刺身、ホッケ)に行き海を味わい尽くします。考えているだけでよだれが出てきました。もちろんノシャップ岬、稚内公園に行きます。
「来年の夏、どこかへゆっくり遠出したい。海外はハードルが高いので国内で」と考えている方がいれば、稚内を強く推薦します。日本最北の街で特別な感動を堪能していただきたいです。


