他者とコミュニケーションをする上で文脈を読み取ることは大事です。しかし、読み取ろうとしすぎて、拡大解釈をしてはいけません。拡大解釈は他者を困惑させ、自分を疲弊させるからです。
拡大解釈が発生すると、発信側は「そんなつもりで言ったわけではないのに…」となってしまいます。一方受け手側は、必要以上に傷ついたり、発信側への不信感を募らせます。お互いにとって何もいいことはありません。
文脈を読み取ることと、拡大解釈しないためには、両方のバランスが重要。で片付けてしまえばそれまでですが、それで終わらせてしまうのは思考停止です。どうすれば拡大解釈をせずに、文脈を読み取れるようになのかまとめてみました。
拡大解釈をしないためには、受け手側と発信側両者の取り組みが必要です。その中でも、情報はどう受け取るかに依存する部分が大きいので、発信側の取り組みには限度があります。受け手側が意識をして取り組む必要があると思います。
いきなり文脈を読み取ろうとしにいかないのがコツかもしれません。まずは、発信内容を正確にそのまま理解する。その内容が腹落ちできれば終了。もやもやする場合に、聞いたり読み取りに言ったりするという順番が良さそうです。
その中でも、受け手側の基本的な取り組みは、『書いてあること以外は読み取らない』だと思います。
このように、発信側には、拡大解釈を起こさせずに、自分のメッセージが伝わるようにする努力が必要です。しかし、発信側の努力には限界があると思います。どれだけ懇切丁寧に伝えても、受け手側の取り組み次第で拡大解釈されてしまうことはざらにあるからです。そうなってはどうしようもない。結局、受け手のスキルが重要という話ですが、だからと言って、発信側が正しく伝えるための努力を怠ってはいけないと思います。
相手の文脈を100%理解することは不可能です。ただ、80%くらいであれば上記の取り組みで、理解できるようになると思います。80%でも理解できて、そのことが相手に伝われば、建設的な対話ができるようになるでしょう。
そして、対話をしていく中で、相手の文脈を正確に読み取れるようになっていくと思います。
正確に文脈を読み取り、拡大解釈をしないためには、受け手側のスキルと取り組みが要求されます。拡大解釈は百害あって一理なし。相手の伝えたいことを適切に受け取れるようになることが自分を守ることにもつながるはずです。