2024年観てよかったYOUTUBEあるいは映画、アニメ

家にテレビがないので、今年も日々、ネット動画と映画を見漁っていました。
ただ、ショート動画は見始めるとキリがないので、できるだけ見ないようにしています(たまにどうしても見ちゃうのをどうにかしたいですが、もはや人間の自我では無理なのではないかとも思っています)。
その中でも、勉強になったり、感情が動いたりした動画をまとめました。

友達から「最近面白かった動画ある?」と聞かれた時に、すぐに紹介できるようにすることが本記事の目的です。

2024年観てよかったYOUTUBE動画

数年前のダルビッシュ選手の密着動画

数年前に一度この動画を見た記憶があるのですが、たまたま今年この動画が流れてきたので、懐かしく思い視聴しました。
思えば、この動画が僕の原動力の原点なのかもしれません。
この動画で ダルビッシュ選手はストイックな理由をこう説明しています。

・そもそもの身体能力が違う日本人以外のメジャーリーガーに勝つためには、練習以外で差をつけるしかないから
・野球をやりたくてもできない人がいる中で、自分には頑張る責任があるから。

まじでかっけえ。特に二つ目ですよね。語彙力を失ってしまいます。

その他にも「これ(本)読むだけで昨日と今日は違うし、何もしなかったら昨日と今日は同じ。何かをすることで自分はこのままじゃなくなるから何かをしたいと思う」「不味くてもいいと思ったら食べる、美味しくても悪いと思ったら食べない」といったように、僕の思考パターンの土台を作った言葉がありました。
この動画に出会わせてくれただけでも、YouTube Premiumに課金してよかったと思います。

現実チャンネルの動画全般

ある時期、生産性に取り憑かれた妖怪みたいになっていた自分を人間に戻してくれたチャンネルです。
他人からは「何やってるんだろう」「無駄じゃないか」と思われるようなことでも、自分が興味を持ったならやってみる。
その先に何もなくても、何もなかったと笑ったり、まだ先に行けば何かあるかもしれないと信じて突き進んだり、そういった態度が人生を豊かにしていく一つの要素なのだと気付かされます。

上記二つの動画が今年観た中で最も印象に残っています。
「人生にはやけにもう戻ってこれない場所が多すぎる。(中略)もう戻ってこれないってちゃんと教えてほしい。もうそういう類の後悔をしたくない」
「自分ができることは皆が休んでいる時に西八王子駅から八王子駅まで勘で歩くことしかないんだよ。(中略)俺は俺の八王子を目指すから皆も皆の八王子を目指したほうが良い」
忘れていた感情や感覚を思い出せさせてくれる動画です。

【栗山英樹 勝つための生活習慣】一流選手の焼肉の食べ方/大谷選手の努力/「。」をつけて一区切りつける /3日嫌な思いをしなかったら気をつける/自分との約束を守る【元WBC監督 栗山英樹】 PIVOT公式チャンネル

習慣の大切さを学べる動画でした。
一見すると、些細で仕事とは関係ない習慣でも、仕事の質につながっているはずなので、席を離れる時は椅子をきちんと机の下にしまったり、靴を揃えたりしようと思います。

【GUで】メガプラコーデバトル【10万円ワンコーデ】 チョコレートプラネットチャンネル

この動画を初めて見た時に戻って何回でも見たいです。試着室から出てきた瞬間から最後までずっと笑っていました。
この企画力と面白く仕上げる力は本当にすごいよなぁと思います。

独裁者の組織論:政治家はなぜ国民のために働かないのか【選挙に行くべき理由】 社会部部長

僕にとっては難しい内容を、分かりやすい動画と聞きやすいテンポで紹介してくれるチャンネルです。
特にこの動画で解説された選挙に行くべき理由が、他のどのコンテンツよりも腹落ちしたのが印象に残っています。

僕自身これまで、選挙に対してそこまで前のめりではありませんでした。
しかし、動画の最後の方で、
「選挙は政治家を選びに行くというより、政治家に選ばれに行くということなのです」
このようにまとめられているのですが、この言葉を聞いて、「選挙に行かないと!」と思えるようになりました。

こういうコンテンツと出会い、自分の考えが大きく関わるたびに、教養の大切さを痛切に感じます。
政治や経済に関する知識レベルは20代前半頃から変わってないので、来年はこの辺の教養を人に説明できるくらいまで身につけたいなぁと思いました。

2024年観てよかった映画

ルックバック

原作ファンだったので映画化すると聞いて、一抹の不安を感じながら映画館に行きましたが完全に杞憂でした。
映像、声優、音楽全てが素晴らしい。
ストーリーは知っていましたが、それでも映画の後半からはずっと泣いていたと思います。
上映終了後、同じ映画館にいた方々の8割くらいが鼻を啜っていたのが印象的です。
上映時間約50分という映画体験も新鮮でした。

PERFECT DAYS

映画を見る前は、気ままな一人暮らし生活を描いたのほほんストーリーなんだろうなぁと予想していましたが、物語が進むにつれてその予想はどんどん崩されていきました。
僕がこの映画から改めて学んだことは二つです。

・人に優しくするためには、自分が安定していなければいけない。
・最終的に大事なことは、自分の人生に納得できるかどうか。

映画に出てきたトイレや浅草駅の地下にある居酒屋に行ってみたりするくらい好きな映画です。
年末にAmazonプライムビデオで公開されたので、時間があれば見直したいと思います。

2024年観てよかったアニメ

ONE PIECE FANLETTER

中盤でお兄ちゃんが言うセリフが大好きすぎて、何回もその場面だけリピートしてます。
「すべての出来事が少しずつ俺の人生を変えている。生きて帰れるとしたら俺もいつか誰かの人生を変えるきっかけになれるだろうか」
ほんの少しでも良いから、誰かの人生が変わるきっかけになれたらこれ以上に嬉しいことはないです。
人生はコネクティングドッツだと思っているので、自分がこの世界の誰かにとってのドットになれるよう、来年も頑張ろうと思います。

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