Googleの広告運用を始めて5年経った現在地

運用型広告、主にGoogle広告の運用を仕事として始めてだいたい5年が経過しました。5年というと、ちょっとした節目でもあるので、現在地をまとめておこうと思います。

広告でできることはたくさんあるが、できないこともたくさんあることを知る

運用型広告は、設定と運用次第で大きな成果をあげることができる強力な武器です。また、その設定と運用も何パターンもあります。運用型広告でできることは本当にたくさんあります。新人の頃、そのテクニックの多さと可能性に驚きと感動を覚えました。

ただ、広告運用を継続する中で、広告だけではできないことがたくさんあることも知りました。例えば、LPの見せ方が良くなかったり、検討期間が長い商材だったりすると、広告だけを頑張っても成果にはつながりにくいです。その場合には、広告をひたすら頑張るよりも、LPの改善や広告以外のチャネルでの販促が必要になるでしょう。

広告運用を一生懸命やることは素晴らしいことです。しかし、もっと地に足のついたマーケティング活動をできるようになることはそれ以上に大事だと思うようになりました。例えば、そもそもの戦略をじっくり練ることや事業や市場を深く理解することなどがそれにあたります。これらが生み出すインパクトは、おそらく広告だけでは生み出せないものだと思います。

また、よく言われることですが、広告を含めた複合的な施策を、戦略立案から実行までできることが今後より重要性を増してくるとも考えるようになりました。理由は、ユーザー行動の複雑化とチャネルの多様化がどんどん進んでいるからです。例えば、これまでのように「とりあえず検索フェーズに対して広告を出しておけば、見込みの高い顧客からお問い合わせしてもらえる」という発想では、目標達成は難しくなると思います。

運用型広告のパワーとその限界を5年かけて学んできました。

管理画面を開くと、実家のような安心感がある

これまでに触ってきた時間が長いからだと思いますが、管理画面を見ている時は心が穏やかになります。

3年目が終わるくらいから管理画面の中で何が起きているのか感覚的にわかるようになった

正直、2年目までは地図を持たずに道を歩かされているような感覚でした。成果を出すために、いろいろと調べたり試行錯誤したりとガムシャラでした。そんな中で、3年目が終わる頃からは、『地図はまだ持ってないけど「こっちの方に行けばよさそう」』という感覚が掴めるようになったのを覚えています。管理画面の中で起きている大体のことが掴めるようになっていました。そこからは、自信を持って運用できるようになったし、説得力のある話し方ができるようになりました。

このように、3年目が終わるころくらいに、大きなジャンプがあったと思います。新人の方は覚えることが多くて大変だと思いますが、粘り強く頑張ることが大事です。いつか「あ、なんかわかったかも」と思える日が来ます。

運用型広告の仕事はおもしろい

『戦略を考えて、戦術に落とし込み、PDCAを回すことが少ない力で素早くできること』。運用型広告の仕事の楽しさはここに集約されると思っています。施策の実行に筋力は不要ですし、結果を検証したい時にもわざわざアンケートをとったりする必要もありません。また、戦術を変える時でも数クリックで素早く完了します。自分の力で大きなものを素早く動かせること。仕事に対する楽しさは人それぞれですが、私はこの点が運用型広告の面白さだと思います。

まとめ

まだまだ自分はひよっ子ですが、少しでも成果を出せるよう6年目も謙虚に頑張っていこうと思います。次の5年で自分の心境や広告運用がどう変化しているのかとても楽しみです。

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