home / post / 仕事 / Googleタグとは?メリットや設定方法など調べたことメモ
広告主向けGoogleタグゲートウェイの提供が開始されました。
https://support.google.com/google-ads/answer/16214371?hl=ja
早速実装してみましたが、実装する中で、そもそもGoogleタグとは何かがわかっていないことに気づきました。
そのため、この記事では、Googleタグについて調べてわかったことをメモとして残していきます。
※私の理解が間違っていたり、足りていなかったりする可能性もあります。
もしお気づきの点があればご遠慮なく指摘いただけると嬉しいです。
目次
まず、GoogleがGoogleタグをどのようなものとして、説明しているか見ていきましょう。
Google タグ(gtag.js)は、ウェブサイトに追加するだけで Google のさまざまなプロダクトやサービスを使用できるようにする、統一されたタグです。
https://support.google.com/google-ads/answer/11994839?hl=ja
Google広告において、Googleタグはコンバージョンタグの設定時に必要になります。
最近(?)ではGoogle広告のコンバージョンアクションを新規作成する際に、GoogleタグがWEBサイトに追加されていることが必須になっていました。
詳しい設定方法は↓こちらをご確認ください。
Google タグ(gtag.js)は、それひとつをウェブサイトに追加するだけで、Google のさまざまなプロダクトやサービスを使用できるタグです。
https://support.google.com/analytics/topic/12403939?hl=ja&ref_topic=14088998&sjid=18093527047794086306-NC
以前からGA4を稼働させるためには、GoogleタグをWEBサイトに追加する必要がありました。
Google タグ(gtag.js)は、それひとつをウェブサイトに追加するだけで、Google のさまざまなプロダクトやサービス(例: Google 広告、Google アナリティクス、キャンペーン マネージャー、ディスプレイ&ビデオ 360、検索広告 360)を使用できるタグです。
https://developers.google.com/tag-platform/gtagjs?hl=ja
ここまでの内容をまとめたようなものですね。
Google広告やGA4を利用する場合、Google広告のGoogleタグ、GA4のGoogleタグの2つWEBサイトに追加される形になります。
また、GoogleタグマネジャーのGoogleタグも追加すると良いようですが、これは、Googleタグマネージャーのコードが貼ってあれば新規で追加する必要はなさそうです。
なんとなくGoogleタグのイメージがつかめてきましたので、次にGoogleタグに関して個人的に疑問に思ったことを調べたのでその回答をまとめます。
Googleタグとグローバルサイトタグとの違いは?
回答
GoogleタグとGA4設定タグとの違いは?
回答
GoogleタグのIDとして記録されている「AW」「GT」「G」の意味は?
回答
これは、Google for Developersにわかりやすくまとめられていたので、こちらを引用します。
- 将来を見据えたコンバージョン測定。最新の機能や統合をリリースと同時に利用できるため、変更が行われた場合も正確なコンバージョン測定を継続することができます。
- コーディング不要のタグ管理。ページ上のタグを手作業で変更しなくても、Google サービスで測定機能を活用できます。→タグ設定から色々な測定方法を実装できます。
- 手間をかけずに簡単に統合。実装や、他の Google サービス(アナリティクス、Google 広告など)との統合を、より効率良く簡潔に行うことができます。→
- より精度の高いコンバージョン測定。Google タグを使用すると、Cookie が利用できない場合でも正確なコンバージョン測定を行って、業界の状況に応じて現在モニタリングされていないコンバージョンを捕捉することができます。
https://developers.google.com/tag-platform/gtagjs?hl=ja
Googleタグを設置するメリットは、精度の高いコンバージョン計測が可能になったり、最新機能がリリースされた時に大きな設定変更なしでその機能を使えたりするといったところかなと思います。
それでは、Googleタグの設置方法を見ていきましょう。
Google広告とGA4を初めて利用する方がこのパターンに該当します。
Google広告とGA4の両方を利用する時は、基本的には、どちらか一方のみGoogleタグを設定すればOKのようです。
もう一方に対しては、Googleタグ設定の際にリンク先として追加する方法があります(後述)。
すでにGA4、Googleタグマネージャー、Google広告を利用している場合、それらをリンクさせることができます。
これにより、タグの設定の一元化が可能です。
タグの設定とは下記の画面で行う設定のことで、「クロスドメイントラッキング」や「内部トラフィックの定義」といった設定が該当します。
Googleタグを一元化することで、例えば、GA4で行ったGoogleタグの設定がGoogle広告のGoogleタグにも反映されるといったことが可能になります。
これで、Googleタグの設定変更が楽になりますね。
また、これは想像ですが、それぞれのGoogleタグで拾っているデータが統合されて、より精度の高い計測ができるようになるのではないかなぁと思ったりもしています。
添付画像のGoogleタグマネージャーの画面で、Googleタグのタブを選択>該当のGoogleタグをクリック>管理>Googleタグの管理>+転送先>リンク先を選択>追加するリンク先をクリック>保存
リンク先の追加時に、リンク元とリンク先どちらのGoogleタグの設定を適用するかを選択します。
これについて説明します。
例えば、「クロスドメイントラッキング」や「内部トラフィックの定義」を設定しているAというGoogleタグ、何も設定していないBというGoogleタグをリンクさせる場合を想定します。
AのGoogleタグの設定を適用すると、Aのタグに対して行っていた「クロスドメイントラッキング」や「内部トラフィックの定義」の設定がBにも反映されます。
BのGoogleタグの設定を適用すると、何も設定していないGoogleタグの設定がAのGoogleタグにも適用されるので、「クロスドメイントラッキング」や「内部トラフィックの定義」はなくなってしまいます。
そのため、この場合、AのGoogleタグの設定を適用するのがおすすめです。
Googleは、下記のようにユーザーからの同意を得た上で、Googleタグから各ツールへのデータ送信が行われるようにすることを推奨しています。
ユーザーのプライバシーを保護しながら有益な分析情報を取得するには、ウェブサイトのユーザーから同意を取得する必要があります。同意管理プラットフォーム(CMP)を使用するか、コンテンツ マネジメント システム(CMS)と連携して、同意を取得して Google に送信することをおすすめします。https://support.google.com/analytics/answer/12329709?hl=ja&ref_topic=14598641&sjid=18093527047794086306-NC
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